私が今まで経験した数々の仕事について書いています
今回は接客業から引退するキッカケとなった仕事について書きたいと思います
この仕事は3軒目となる携帯ショップなんですが、求人には忙しいお店なのに人手不足で即戦力を求めているみたいな文言があったので応募しました
お店はあまり治安が良くないと言われている地域にあって、少し不安はありましたが
日常では出会わないようなバラエティ豊かなお客様が来て、なかなか面白かったです
一緒に働いていたのはお客さんを怒らせてしまう天才と言われている人とめちゃめちゃ要領の良い人といつも挙動不審の人とディスプレイのセンスだけはいい店長でした
お客さんも店員もバラエティ豊かでした笑
私も変わっている方ですが
要領が良い子はとにかく頭が良くて、一緒に仕事していて楽しかったし
要領の悪い私はすごく勉強になりました
私は店長に副店長になって欲しいと言われて、はりきって仕事していましたが
仕事をしていくうちに店長にいいように使われていることに気づき
後に店長とは、よく衝突するようになりました
ある日、突然キャリアの方針が大きく変わる出来事があり
休日にCMで知ることになります
次の日、店は問い合わせに来るお客さんが殺到して店内はパニック状態でした
近くの店舗は対応に困り臨時休業にしたこともあり、今までみたことのないお客さんの数でした
こちらも内容が全く知らされていなかったので説明のしようもありませんでしたが
とにかく、お客さんに現状を説明して帰ってもらうしかなかったです
休憩も取れず、1日中接客していました
そんな日がしばらく続きました
そして、また休日にCMで予想外な発表がされました
そのうち、やっと説明会が行われました
ただ、仕事が終わってからの閉店後です
車で会社があるビルまで行って説明を受けました
それから毎日、昼休憩は5分か１０分くらいで残業も３時間以上はしていました
日付が変わっていた事もあります
休日はありましたが、休日にCMを見てしまうので
常に仕事モードで交感神経が優位になっていたせいが
ほどんど眠れない日々が続いていました
ある朝、出勤するときに涙が「つー」とこぼれてきました
別に悲しくはなかったです
おかしいなと思いましたが、普通に仕事に行きました
それから何日後の事だったか覚えていませんが、体調が悪くて
お店に休みたいと電話しました
その時は３人辞めていて、新人２人と店長しかいなかったせいか
店長から許可がおりませんでした
私はそれに対して何と返事したかは覚えていませんでしたが
その時は体も心も限界だったらしく
電話を切った後、感情が爆発して泣きながら家の扉（ガラス）を素手でたたき割りました
自分でした事ですが、我ながら恐ろしいです
その後、車で山の方へ向かいました
富士の樹海が近くにあったら行っていたかもしれません
それくらいヤバイ状態でした
店や家族や友人から連絡が来ていましたが
一切、無視して車で走り続けました
何時間、走っていたのか覚えていませんが
闇の中を走っていました
そのうち、ある友人と連絡を取り電話で話して落ち着いて
帰る事にしました
もっと前からだとは思いますが、
たぶん、この時うつ病だったと思います
昔、知人がうつ病で亡くなっているのですが
真面目で頑張り屋さんでした
私はうつ病には無縁だと思っていましたが
誰にでもなる可能性があるみたいです
激務な方は気をつけてください
仕事は即辞めて半年以上、引きこもりました
私が辞めた後、2人の新人は無断欠勤したまま来なくなったそうです
私は数々の仕事を辞めてきているので、その辺は神経が図太いのか、ちゃんと挨拶はしてから辞めます。
派遣で働いでいたのですが、仕事を辞めた後に私のミスが見つかって、店長がわざわざ携帯に連絡してきました。
今さらどうする事もできないのに、いちいち連絡してくるなんて嫌な奴！と思いました。本当に辞めてよかったー。
お店は数年も経たないうちに閉店していました。
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